奉祝祭で初運行される屋台と東郷地区の住民

初のはしご乗りに向け練習に励む中田さん

奉祝祭で初運行される屋台と東郷地区の住民 初のはしご乗りに向け練習に励む中田さん

 【真岡】天皇陛下の即位を祝う「令和御大典奉祝祭」が17日、東郷の大前神社を中心に開かれる。市中心部7町会の山車や屋台、みこしが列をなして市中心部みやどおりを練り歩き、さくら市内から受け継いだ屋台を東郷地区住民が初巡行。はしご乗りで女性も登場する。地域を挙げ即位を祝い、新たな時代の幕開けを盛り上げる。

 奉祝祭は明治時代から開かれ、大正、昭和、平成に続き5回目。午前10時~午後3時半に開かれる。山車と屋台は計9台が登場する。同地区は平成の奉祝祭は屋台の老朽化で巡行しなかったため、昭和以来の登場となる。

 同地区が巡行する今回の屋台は、同市桜野の八幡宮(はちまんぐう)例大祭で地元町内会の弁天町が巡行していたが、住民の高齢化でできなくなり処分が検討されていた。大前神社の柳田耕太(やなぎたこうた)宮司に知り合いを通じて連絡があり、昨年奉納されたという。

 白木造りで幅約2・4メートル、高さと奥行き各約3・8メートル。同地区がちょうちんを補充したほか、はやし台の設置も進めている。同町のしつらえに倣い、花飾りも装飾する予定だ。高崎修一(たかさきしゅういち)区長(67)は「弁天町の人にも巡行できなくなった寂しさはあると思う。伝統を引き継ぎたい」と話す。