空中戦に抜群の強さを誇る矢板中央のDF長江(右)

スーパーサブとして高い決定力を見せる佐野日大のFW田中

空中戦に抜群の強さを誇る矢板中央のDF長江(右) スーパーサブとして高い決定力を見せる佐野日大のFW田中

 第98回全国高校サッカー選手権大会栃木大会最終日は9日午後1時から、県グリーンスタジアムで決勝を行う。3年連続同一カードで矢板中央は3年連続10度目、佐野日大は3年ぶり9度目の頂点を目指す。昨年の全国大会8強で県大会では39連勝中の矢板中央に、今季は県内無冠の佐野日大が挑む構図だ。準決勝までの戦いぶりから大一番の行方を展望する。

■高い総合力が武器 矢板中央

 矢板中央は全国8強へ進んだ前チームからメンバーを一新。例年よりスケールが小粒な感は否めないが、ベンチメンバーも含めた総合力を武器に決勝へ駒を進めた。

 2、3回戦はともに陣形が間延びした後半に失点を喫した。一方、宇短大付との準決勝では前半に先制されながら後半29分以降に2点を奪い逆転勝利。高橋健二(たかはしけんじ)監督がこだわった「終盤に強い精神力を発揮する」課題をクリアしてみせた。