JR東日本高崎支社は7日、台風19号の影響で一部区間が不通となっているJR両毛線について11日始発から高崎-小山駅間の全線で運転を再開すると発表した。同線全線の運転再開は計画運休を実施した10月12日以来、約1カ月ぶり。台風19号で不通となった県内の鉄道は、両毛線の再開で全て復旧することになる。

 同支社や県によると、台風の記録的豪雨の影響で、同線大平下-栃木駅間の鉄道橋からすぐ上流の永野川が決壊した。鉄道橋を支える盛り土が流されたほか、線路が変形したり、線路脇の砂利が流されたりするなどの被害が出た。

 この影響で、岩舟-大平下-栃木駅間で現在も運転を見合わせている。足利-岩舟駅間と栃木-小山駅間も一時運休していたが、現在はほぼ通常通りに運行している。

 被災箇所については県が永野川の応急対策工事を行い、同支社は鉄道設備の復旧作業に当たった。

 同支社によると、11日は始発から通常ダイヤで運行。鉄道橋のある大平下-栃木駅間では徐行運転を実施するため、遅延が発生する見込みという。現在実施している佐野-栃木駅間のバスによる代行輸送は10日で終了する。

 県内の鉄道を巡っては、東武鉄道が台風の影響で佐野線と日光線の一部区間で運転を見合わせたが、10月24日に全線で再開した。