電子書籍「佐野の民話」の表紙とパンフレット

 【佐野】民話で地域おこしを図ろうと、相生町のNPO法人理事長永倉文子(ながくらふみこ)さん(63)がこのほど、市内各地域に伝わる話をまとめた「佐野の民話」を電子書籍として出版した。国や地域を問わず、気軽にスマートフォンで読んでもらえることに注目。「世界の人に佐野の歴史や文化を発信するため、多言語化にも取り組みたい」と、新たな目標を掲げている。

 集録されている話は、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」にも登場した「犬伏の別れ」(犬伏新町)や、素晴らしい盆栽をまきに使ってまで客をもてなした「鉢の木物語」(豊代町、鉢木町)など。市史や過去に出版された民話集を参考に地域バランスを考えながら20話を選び、自らの解釈も加えた。また、現地に足を運んで写真も収めた。

 「佐野の民話」はインターネット通販大手アマゾンのサイトで、300円で販売。(問)永倉さん090・8689・2262。