小山市男性職員の育休取得率

 【小山】市の男性職員のうち昨年度に育児休業を取得した人は9人で、取得率が29%に達したことが6日までに、市のまとめで分かった。県内14市の中で最も高かったという。9人のうち最も多かったのは2週間~1カ月だが、最長者は約9カ月間取得。「イクボス宣言」を掲げ、所属長級職員らが率先して子育て環境づくりに寄与したことが奏功したようだ。

 取得率は、年度内に配偶者が出産した男性職員を対象に算出する。市は2015年、男性職員の育休取得率10%を目指す計画を立て、16年には大久保寿夫(おおくぼとしお)市長らが子育てに積極的に関わることなどを誓う「イクボス宣言」を掲げた。職員の超過勤務削減などを盛り込んだ宣言書には各職場の所属長級職員らも署名し、現在も職員の目が届く場所に張り出すなどしている。

 このほか、休業中の手当や過去に育休を取得した職員の体験記などを載せたガイドマップを全職員に配布するなど、啓発活動を続けてきた。