加工所で瓶詰めされる巨峰の果汁100%ジュース

 【益子】長堤の道の駅ましこを運営する第三セクター「株式会社ましこカンパニー」が清涼飲料水製造業の許可を取得し、町内で生産された果物や野菜のジュース製造・販売に乗り出す。町内の農家が生産するブドウやナシ、イチゴを用いた果汁100%ジュースの受託製造も今月1日から行っており、2020年度には自社ブランドの野菜ジュースなどの商品化も目指す。同社によると、道の駅でのこうした取り組みは全国的にも珍しいという。

 生産・加工・販売を地元で完結する「町内6次産業化」を進めている同社は、新規事業として町内産の果物を活用したジュースの製造・販売を今夏から検討。ジュース製造も行っていた町内の精密部品製造会社から事業を引き継ぎ、長堤にある加工所と搾り機などの機械を借りて生産することにした。清涼飲料水製造業の許可は10月31日に県から下りた。

 農家から受託し同社が製造する予定のジュースは、イチゴやブドウのほかブルーベリーやパッションフルーツなど。ジュース部門の社員小堀俊也(こぼりとしや)さん(39)は「年間の製造日数は約180日で計約1万5300本の生産を見込んでいる」という。商品は同道の駅の店頭にも並び、価格は瓶1本(720ミリリットル)でおおむね1千円前後という。