朝焼けの空に昇った朝日が差し込み輝く雲海=6日午前6時10分、茂木町九石

 前日に続き冷え込んだ6日早朝、茂木町九石(さざらし)の鎌倉山(207メートル)の展望台からは、那珂川の川霧がつくる美しい雲海が見られた。

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 午前6時すぎ。朝焼けの空を満たした冷気は3度ほど。150メートルほど下を流れる那珂川から蒸発した水蒸気は霧となり、谷と周辺の集落や耕作地を白く覆い尽くした。朝日が山の端に姿を現すと、湧き立つ霧は太陽光をにじませ、空が明るく染まった。見物客が10人ほど集まった展望台付近には、シャッター音と、はるか下の瀬音、鳥の声だけが響いていた。

 同町内の農業男性(67)は「今季ここで雲海を撮るのは5日目だが、きょうは最高にいい条件」と納得の表情。香港の留学生男女3人組は「香港では見られない景色。感動した」と口をそろえた。