塩谷町は5日、国の地方創生交付金を活用して町内産農産物を使った加工品の販売促進や雇用創出を目指した「6次産業化」事業で不適切な支出があったとして、国から交付された2652万円全額を返還し、事業を廃止する方針を明らかにした。

 町によると、年度ごとに定めた契約期間外の経費を計上するなど44件約1420万円の不適切な支出があったほか、現時点で領収書が確認できない支出が約360万円に上った。町から委託を受けたJAしおのやが、委託費全額を別の二つの団体に再委託した年もあった。