一般公開される歌麿の大判7枚組み錦絵「見立唐人行列」の一部

一般公開される歌麿の大判7枚組み錦絵「見立唐人行列」の一部

一般公開される歌麿の大判7枚組み錦絵「見立唐人行列」の一部 一般公開される歌麿の大判7枚組み錦絵「見立唐人行列」の一部

 那須塩原市の医師宅に所蔵されている江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿(きたがわうたまろ)の唯一の大判7枚組み錦絵「見立唐人行列(みたてとうじんぎょうれつ)」が来年4月下旬から約10日間、同市三島5丁目の那須野が原博物館で一般公開されることが2日までに、分かった。国内で初めて、全7枚そろって見つかった貴重な作品。所有する男性医師は「初めに多くの地元の人に見てもらいたかった」としている。

 「見立唐人行列」は1797~98年ごろの作品。7月に同市三島4丁目、医師北貞夫(きたさだお)さん(72)宅で保管されていることが判明した。1枚の大きさは縦約37センチ、横約25センチで、7枚並べて額装されている。

 朝鮮王朝が日本に派遣した朝鮮通信使の行列に見立て、帽子をかぶった異国風衣装の女性たちが楽器や旗を持つ姿や輿(こし)などが描かれている。