活動を終了した自衛隊を見送る市民ら=1日午後、栃木市大平町西野田

 栃木市大平地区で台風19号被災者の入浴支援活動を行っていた自衛隊の派遣終了式が1日、同地区の市大平健康福祉センター「ゆうゆうプラザ」で行われ、大川秀子(おおかわひでこ)市長や市民らが隊員たちを見送った。これにより、自衛隊による今回の県内での災害派遣活動が終了した。

 同所では10月17~31日の15日間、第3後方支援連隊、第12後方支援隊、第1後方支援連隊の約50人が活動した。金泉克昭(かないずみかつあき)第12後方支援隊長は「これからも復興が続きますが、市民の皆さんの力があれば必ずや成し遂げられます」とエールを送った。

 大川市長は「この支援は被災した方にとって心も体も温まるものとなった。本日までありがとうございました」と感謝を伝えた。式後、市民らは「ありがとう」と大きな声を出して、手を振りながら隊員たちを見送った。

 県が自衛隊に災害派遣要請を行ったのは12日午後9時10分。栃木や佐野、那須烏山など7市に隊員が派遣された。人命救助は延べ122人、学校や福祉施設の復旧27件、給水支援16件、災害ごみなどの廃棄物除去はダンプ2167台分に上った。入浴支援は延べ4103人が利用した。