物語の書き方を学んだワークショップ

 【矢板】昨年、日本遺産に認定された「明治貴族が描いた未来~那須野が原開拓浪漫譚~」の活用推進協議会は30日、矢板中央高で「物語の書き方ワークショップ」を開いた。高校生たちに地域の歴史や創作の楽しさを知ってもらい、日本遺産への理解や情報発信につなげようと初めて開催。1年生約30人が、現役のクリエーターからストーリーの作り方を学んだ。

 DeNAでアニメプロデューサーなどを務める上町裕介(かみまちゆうすけ)さん(34)が講師を務めた。上町さんは「日常の中に物語性は存在しており、その良さに気づけるかが大切」と強調。「創作力は誰にでもあり、好きなことを世の中に発信するだけでも創作だ」と呼び掛けた。

 生徒たちは上町さんらのアドバイスを受けながら、「ねがいごと」をテーマに5分で読める物語の執筆に挑戦。「お金持ちになりたい」「芸能人と仲良くなりたい」など、思い思いの題材で書き進め、完成した物語を発表していった。

 山木柚奈(やまきゆずな)さん(16)は「日本遺産をあまりよく知らなかったので、もっと勉強しようと思った。友人と話し合いながらの創作は、考え方の違いなども分かり楽しかった」と笑顔で話した。