第31回下野新聞小学生読書感想文コンクール(下野新聞社主催、県、県教委など後援)の最終審査が29日、下野新聞社で行われ、大田原市紫塚小5年関谷隆太郎(せきやりゅうたろう)君(11)が最高賞の知事賞に選ばれた。

 県内179校から計787点の応募があり、「読書の喜び、楽しみが感じ取れるか」「自分の言葉で表現しているか」などを審査した。

 関谷君は、吃音(きつおん)の主人公が周囲の人たちに支えられ、一歩踏み出す姿を描いた「言葉を届ける」を読み、自分自身も吃音に悩んだ心情を重ね「逃げずに勇気ある人になりたい」などとつづった。

 審査委員長を務めた宇都宮市横川東小の松本和士(まつもとかずし)校長は「主人公の姿から学んだ前向きな姿勢と周囲への感謝の気持ちがよく伝わった」と講評した。

 県教育長賞は那須塩原市大山小3年小沢麦(おざわむぎ)さんと栃木第五小4年多賀谷奈央(たがやなお)さんが受賞。特選には宇都宮市上河内西小1年大槻遥琉(おおつきはる)さんと同市東小2年渡辺里桜(わたなべりお)さん、真岡東小6年細島蓮(ほそしまれん)君が選ばれた。

 表彰式は11月24日、下野新聞社で行われる。受賞作の一部は同18日の本紙に掲載する。