パッションフルーツを食べる児童

 【壬生】上稲葉の耕作放棄地を活用し、今年からパッションフルーツの栽培に取り組んでいる「アルゴデザイン」(本社・宇都宮市)は、町内で初めて栽培に成功したことを記念し、羽生田、藤井、稲葉の3小学校に給食の食材としてパッションフルーツを提供した。

 同社は本業の造園設計の傍ら、耕作放棄地約5千平方メートルを借り受け、約200キロを収穫した。来年以降の出荷を目指し、将来は6次産業化も視野に入れている。大久保浩二(おおくぼこうじ)代表(52)は「まずは地元の子どもたちに知ってほしい」と考え、給食への提供を決めたという。

 24日は稲葉小で児童、教職員計145人分が提供された。児童は珍しい果物に興味深く見入り、おいしそうに頬張っていた。

 6年石嶋彩音(いしじまあのん)さん(12)は「酸っぱくてぬるぬるしている。食べたことのない味」と話した。