思川から越水して泥水が入った小山養魚センター=24日午後、小山市喜沢

思川から越水して泥水が入った小山養魚センター=24日午後、小山市喜沢

堤防を越えて越水した思川の河川敷=24日午後、小山市喜沢

思川から越水して泥水が入った小山養魚センター=24日午後、小山市喜沢

思川から越水して泥水が入った小山養魚センター=24日午後、小山市喜沢 思川から越水して泥水が入った小山養魚センター=24日午後、小山市喜沢 堤防を越えて越水した思川の河川敷=24日午後、小山市喜沢 思川から越水して泥水が入った小山養魚センター=24日午後、小山市喜沢

 県内に甚大な被害をもたらした台風19号から2週間あまり。県内4河川で行われる11月のサケ資源有効利用調査にも影響が出ている。17日に予定されていた小山市の思川は河川敷や関連施設が浸水したため、中止が決定。2、3日に行われる茂木町の那珂川も河川敷に水たまりができ、整備が急がれる状況となっている。

 同調査は、サケの遡上(そじょう)状況などを調べて地域振興につなげる目的で2014年に始まった。サケ釣りには県の特別採捕許可が必要だが、この調査では一般客にも解禁されるため、毎回、多くの釣り愛好家でにぎわう。

 思川を管轄する下都賀漁協によると、今回の台風によって、サケ釣り会場に隣接する小山市喜沢の小山養魚センターに川の水や泥が大量に入り込んだ。えぐられた河川敷に泥やごみがたまり、釣り客を迎え入れる状態ではなくなったため、中止を余儀なくされた。木村孝(きむらたかし)専務理事(75)は「県内外からファンが集う人気の高いイベントだっただけに残念」と肩を落とす。

 同センターでは普段はヘラブナ釣りが楽しめるが、電気設備や池に地下水をくみ上げるポンプが使えない上、約4トンいたヘラブナもほとんど流されてしまった。「お客さんに釣りを楽しんでもらうには、相当時間がかかるだろう」と木村専務理事。

 今週末に開催が迫る茂木町の那珂川は、河川敷に自動車で近づけない状態だ。同町漁協の佐藤文男(さとうふみお)組合長(74)は「町に埋め立てを依頼しているが、週末までに間に合うか微妙」と話す。

 9、10日の鬼怒川と渡良瀬川の調査は行われる予定だが、渡良瀬漁協はサケの遡上状況などによっては日程変更も検討しているという。