市職員と意見交換し、「まちづくりプラン」を考える9年の生徒たち

 【那須塩原】教育に尽力する全国の学校などを顕彰する本年度の「博報賞」にこのほど、塩原小中学校が選ばれた。地域学習、作文指導、英語教育の三つの教育課程を9年間継続的に実践しており、「地域の自然や文化を教育資源として見つめ直し、関係団体と連携を深め、ふるさとのよさを積極的にPRしている」などと評価された。11月8日に都内で贈呈式が行われる。

 同校は14年に小中一貫校として開校し、地域学習と9年間を見通したカリキュラムによる英語教育を開始。17年から義務教育学校となり、教育課程に作文指導が加わった。

 三つの教育課程は連携している。特徴的な取り組みの一つが、塩原のPRパンフレット作成。地元住民らの協力で地域の自然や観光などについて学んだことを土台に、日本語と英語のパンフレットを作成、配布する。

 地域学習では発達の段階に応じ、塩原の生き物(3年)、歴史(6年)、産業(8年)のテーマを設定。地元の野生動物や歴史の研究家、観光協会関係者などが講師を務める。