帰りに教員が洗った道具や作品を受け取る園児ら

 【栃木】台風19号に伴う永野川の決壊で大きな被害を受けた認定こども園「さくら」(泉川町)が28日、市栃木公民館などで保育を再開した。園児たちは友達との久々の再開を喜ぶとともに、浸水による汚れを教員が一生懸命洗い落とした道具や作品などを受け取った。

 同園は永野川の決壊箇所に隣接し、1メートル以上床上浸水する被害に遭った。再開のめどが立たず家庭保育などで対応していたが、市の協力や民間からの遊具寄贈などもあり、再開がかなった。

 同園はこの日に向け、水没した園児の作品などを丁寧に洗い、市栃木公民館の会議室だった部屋を折り紙などで飾り付けるなど準備をしてきた。

 この日、同所には年中の3クラス60人が登園。お遊戯などを楽しみ、帰りは教員から作品などを手渡された。南友麻(みなみゆま)ちゃん(5)は「友達に久しぶりに会えて楽しかった」、母の麻夕美(まゆみ)さん(36)は「先生方に感謝したい」と話した。