土門拳文化賞奨励賞を受賞した管野さんと受賞作のうちの1枚

 【那須塩原】東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故で福島県浪江町から避難した前弥六南町、アマチュアカメラマンの管野千代子(かんのちよこ)さん(73)がこのほど、写真コンテスト「第25回酒田市土門拳文化賞」で二席にあたる奨励賞を獲得した。受賞作はルワンダ虐殺から逃れ、福島県で震災と原発事故を経験した永遠瑠(とわり)マリールイズさんを追ったもので、平和の尊さを伝えている。

 管野さんによると、ルワンダ出身のマリールイズさんは1994年のルワンダ虐殺で、福島県に避難。11年に震災と原発事故で被災した際は、温かく受け入れてくれた住民に「何か恩返しがしたい」という思いで、集会所を訪問し続けたという。