国民体育大会の歌である「若い力」は、1947年に制作され、第2回石川大会から歌い継がれている。小中学校の運動会などで聞いたり、歌ったりした人も多いだろう▼本県の県民の歌と曲調が似ているとの指摘もあるが、二つを続けて聞くと、けっこう気分が盛り上がる。この若い力とは別に、開催地は独自の曲を作っている▼古くは80年栃の葉国体のような「音頭」や「賛歌」が目立ったが、開催が2巡目に入ったあたりからの主流はイメージソング。2022年に本県で開催される第77回大会の曲が「いちご一会」である▼少し前、初めて生歌を聴く機会があった。披露してくれたのは宇都宮少年少女合唱団。ダンスビートを基調にサンバのリズムを取り入れた明るい曲なのだが、団員の美しいハーモニーによるものだろうか、爽やかな印象が残った▼サビの部分にはベリーグッドの「VERY」、ストロベリーの「BERRY」がある。団員の女の子が「まだ発音がうまくできなくて…」とはにかんだが、そんなことはない。よく聞こえたし、何よりも、いい気分にしてくれた▼歌い手は違うが、来月4日には宇都宮市のオリオンスクエアで開かれる国体3年前イベントでライブがあり、ダンスも披露される。イメージソングの調べが、大会への盛り上げ役になってほしいものだ。