1年を通してファンが多いクリームあんみつ(奧)と冬季に人気のおしるこ

 宇都宮で「三芳」と言えば、あんみつ。そう連想する宮っ子は少なくないだろう。平日の昼下がり、久しぶりに店を訪ねた。

Web写真館に別カットの写真

 メニューを見ると、三芳うどん(税込み750円)とところ天(同330円)以外は全て甘味メニュー。入り口の看板に「甘党の店」と書いてあるのも納得だ。迷った末、店主神保昇司(じんぼしょうじ)さん(77)お薦めの「おしるこ」(同750円)と「クリームあんみつ」(同530円)を注文した。

 クリームあんみつは、バニラアイスとこしあん、フルーツ、寒天がてんこ盛り。寒天は弾力性が違う2種類を使用し、たっぷりとかかった自家製黒蜜やあんと一緒に食べると、上品な甘さが口いっぱいに広がった。1日の疲れも吹き飛ぶなぁ。

 おしるこの赤いわんを開けると、大きな餅が二つ。餅は神保さんが石臼でついたもので、じか火で焼いた香ばしい餅としるこの相性は抜群だ。

 店は1951年に神保さんの父が始め、創業約70年。二荒山神社のふもとという場所柄もあり、「初詣の帰りに、『昔好きだった味が食べたくなって』と寄ってくれるお客さんも多いんですよ」と神保さん。11月頃に登場する冬季限定メニューの雑炊も待ち遠しい。

 ▼メモ 宇都宮市馬場通り1の1の20▽営業時間 午前11時30分~午後4時30分(ラストオーダー)▽定休日 月曜、火曜▽(問)028・624・1970