トップ下に入り激しいプレスを見せる栃木SCのMFヘニキ(中央)。前線の選手を中心としたハードワークがJ2残留への鍵を握る

 J2残留争いが大詰めを迎える中、栃木SCは5試合を残して5勝15分け17敗、勝ち点30でJ3降格圏の21位と苦戦している。リーグは20位の鹿児島から22位岐阜までの下位3チームが、勝ち点3以内にひしめく混戦模様。第38節の栃木SCは27日午後7時から、アウェーで岡山と対戦。2015年にJ3降格を経験したチームにとって、生き残りを懸けた正念場となる。

 栃木SCは残り10試合となった第33節の鹿児島戦(○3-1)から、先発5人を入れ替えボランチのヘニキをトップ下に置くなど布陣を大幅に変更。ハイプレスと球際の激しさを前面に押し出し、4試合連続でゴールを決め、5試合中4試合で相手シュート数を上回るなど試合内容は改善の兆しを見せている。

 ただ、肝心の結果は1勝2分け2敗。第35節の徳島戦(△1-1)、第36節の甲府戦(△1-1)は、ともに前半に先制しながら後半の終盤に同点弾を献上した。この5試合で喫した8失点中7点は後半で、さらに後半30分以降が5点に上る。後半の試合運びをよくする上でベンチ入りメンバーの奮起は欠かせず、田坂和昭(たさかかずあき)監督のゲームプランニング、交代カードの選択も命運を握る。