下侍塚古墳で行われた「こも巻き」

 【大田原】湯津上の国指定史跡、下侍塚古墳で24日、害虫を駆除するためにわらで編んだこもをアカマツの幹に巻き付けるこも巻きが行われ、冬支度を整えた。

 アカマツは墳丘の形を保つ目的で植えられ、樹齢120年以上のものもある。この日は、地域住民でつくる侍塚古墳松守(しょうしゅ)会(平野精一(ひらのせいいち)会長)の会員や湯津上小6年生の児童など計54人が参加。会員の手ほどきを受けながら、1時間ほどかけて幅約50センチのこもを約100本に巻き付け、荒縄で固く縛った。

 同校6年磯佑輔(いそゆうすけ)君(12)は「自力で巻いて、『上手だね』と褒めてもらえてうれしかった。歴史的に貴重なマツなので、大切にしていきたい」と話した。