宇都宮工業高科学技術研究部の乾電池フォーミュラカーに試乗する児童

イケヤフォーミュラ本社で行われた社会科見学

宇都宮工業高科学技術研究部の乾電池フォーミュラカーに試乗する児童 イケヤフォーミュラ本社で行われた社会科見学

 将来有望なエンジニアの芽を早くから育てようと、栃木県鹿沼市樅山町の自動車部品メーカー、イケヤフォーミュラは24日、宇都宮大付属小の5年生101人を迎え、本社で社会科見学を行った。

 今回の見学は、同校の社会科で工業生産について学ぶ授業の一環。地元でものづくりに携わる企業として同社に協力を要請し実現した。

 この日、会場でフォーミュラカーなどを見つけた児童は「すごい」「かっこいい」と目を輝かせた。クラスごとに自動車部品の原理や金属製品の加工などの説明を受けた後、3輪スクーター「電動トライク」の実演などを見たり、機器に触れたりして技術を学んだ。

 見学には宇都宮工業高の科学技術研究部も協力。生徒が製作した乾電池フォーミュラカーとソーラーカーの試乗も行われ、児童たちはうれしそうにハンドルを握っていた。新井怜(あらいれい)さん(11)と篠崎咲希(しのざきわこ)さん(10)は「授業で習えないこともたくさんあって楽しかった」と声を弾ませた。

 池谷信二(いけやしんじ)社長(60)は「子どもたちのエネルギーをもらえて、やっている方も楽しかったし価値のあるものになった。車は楽しい乗り物だということを、若い世代にしっかり伝えていきたい」と話した。