国宝「那須国造碑」をかたどった笠石最中

国宝「那須国造碑」をかたどった笠石最中

国宝「那須国造碑」をかたどった笠石最中 国宝「那須国造碑」をかたどった笠石最中

 【大田原】湯津上地区の歴史や文化を活用して地域おこしを目指す「那須国(なすのくに)古代ロマンプロジェクト」の実行委員会(佐藤憲一(さとうけんいち)会長)は、湯津上の笠石(かさいし)神社のご神体で国宝の「那須国造碑(なすのくにのみやつこのひ)」をかたどった「笠石最中(もなか)」を開発した。27日に佐良土の県なかがわ水遊園で開催される「天狗(てんぐ)王国まつり」でお披露目し、販売を始める。

 貴重な歴史・文化遺産が数多く残る同地区の魅力を発信するシンボルとして活用したい考えだ。

 那須国造碑は、飛鳥時代に要職を務めた那須直韋提(なすのあたいいで)の墓碑で、700年ごろに建立。日本三古碑の一つで、唯一国宝に指定されている。長い間倒れたまま雨ざらしにされていたが、水戸黄門として知られる徳川光圀(とくがわみつくに)が、保全顕彰のため1692(元禄5)年に碑堂を建立した。

 同委員会は地元経済界や歴史文化関係者、地元住民代表らで2018年に発足。地域の歴史的価値や魅力を伝える物品の開発を検討する中で、市内有志の提案を受け「国造碑の形状や質感を再現するのに最適。土産物にもなる」と、最中を開発することになった。