ブータンの農林水産大臣から感謝状を贈られた稲葉理事長

 【上三川】ブータンへの有機農業支援に取り組む鞘堂(さやどう)のNPO法人「民間稲作研究所」(稲葉光国(いなばみつくに)理事長)はこのほど、循環型有機農業の推進に大きく貢献したとして、同国農林水産大臣から感謝状が贈られた。2016年から受けてきた国際協力機構(JICA)の資金援助採択期間は10月に終了したが、稲葉理事長(75)は「やっとスタートラインに立った。今後も支援を継続したい」としている。

 同NPO法人は2015年、同国に対する技術支援を開始。16年10月から3年間の活動がJICAの「草の根協力支援型」に採択され、計1千万円弱の支援を受けてきた。

 (1)除草剤を使わない除草技術の確立(2)コメの収穫量を1・5倍にする(3)化学肥料を使わない循環型有機農業の確立-などを目標に掲げて現地で技術支援を継続し、いずれも大きな成果を上げた。クラウドファンディング(CF)を実施して購入した破石機と搾油機も有効に活用されているという。