全線で運転を再開した東武日光線。北鹿沼-板荷駅間の鉄道橋は土のうを積むなどの復旧工事が行われた=24日午後0時20分、鹿沼市見野、小型無人機から

 台風19号の影響で、県内の一部区間の運転を見合わせていた東武鉄道は24日、始発から全線で運転を再開した。日光線と佐野線の不通区間が開通したためで全線の運転再開は、台風が本県を直撃し計画運休を実施した12日以来、12日ぶり。

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 同社によると、台風による豪雨で日光線は、北鹿沼-板荷駅間の黒川に架かる鉄道橋が崩れた。同社は鉄道橋の脚の部分などに、土のうを積み上げて補強する復旧工事を実施。24日は、電車が鉄道橋を徐行しながら通過した。

 佐野線は多田-葛生駅間の秋山川に架かる鉄道橋の脚を支える土砂が流れるなどの被害があり、復旧工事を行った。被害箇所の本格的な復旧工事は、県など関係機関と検討して進める予定という。

 日光線の東武日光駅では24日、日光市の観光関係者が観光客らを出迎えた。佐野線の佐野駅では朝から通勤、通学の利用客の姿が目立った。