県は23日の県議会県政経営常任委員会で、2022年の「いちご一会とちぎ国体」で競技会場となる各施設の台風19号による被災状況を報告した。アーチェリーの会場となる那須烏山市大桶(おおけ)運動公園多目的競技場は被害が大きく、同市から会場変更について相談があったという。

 県国体・障害者スポーツ大会局によると、同競技場は那珂川の氾濫で冠水し土砂が堆積している。会場については今後、同市と県アーチェリー協会が協議し、県に方針を示すという。同市教委は「変更ありきではない」と強調し、慎重に検討を進める考えを示した。

 一方、軟式野球会場の一つである矢板運動公園野球場は、付近の斜面から土砂が流入し、使用できない状態となっている。ただ矢板市によると、20年度中には復旧工事が完了する見通しで、国体開催に影響はないという。