役割を終えて撤収した隊員たちと、謝意を伝えた岡部市長(右)

 【佐野】台風19号の被災者を対象に仮設入浴施設「京の湯」を設営していた陸上自衛隊中部方面後方支援隊(京都市)の隊員14人が22日、役割を終えて撤収した。撤収には岡部正英(おかべまさひで)市長も立ち会い、感謝を伝えた。

 同隊は16~21日、市内の駐車場の敷地で、自宅の浴室が使えなくなった市民らを対象に仮設入浴施設を設営。ボイラーで水を沸かし、浴室やシャワーなどの設備を提供していた。

 同隊第一補給中隊の福元和仁(ふくもとかずひと)中隊長は「少しの時間でもゆっくりとお湯に漬かってもらいたい思いで任務に当たった。『疲れが取れた』との声を掛けてもらったときには、達成感があった」と話した。

 岡部市長は「多くの方がお世話になった。市民に代わってお礼を申し上げる」と謝意を述べた。岡部市長ら市幹部は、撤収する自衛隊車両に向かって手を振って見送った。