学校が再開した大平西小。感染症予防のためマスク姿で児童たちが登校した

 【栃木】台風19号の影響で休校などの対応を強いられた市内小学校で、徐々に日常が戻りつつある。大平西小は21日、1週間ぶりに学校を再開。午前のみの授業を行っていた栃木第五小は同日、通常通りの時間割で授業を再開した。感染症予防のためにマスクを着用し、列を作って登校する児童の姿が見られた。

 大平西小は1~3年生の教室がある校舎1階が10センチほど床上浸水。職員のほか児童の保護者や同校卒業生などの協力もあり、21日までに教室の復旧を完了させることができた。

 6年熊倉愛奈(くまくらあいな)さん(12)は「久しぶりにみんなに会えてホッとした。多くの方の協力で授業が受けられるようになり感謝したい」と話した。

 栃木第五小は給食室が浸水し、18日までパンなどの簡素な昼食での対応を強いられた。復旧完了を受け21日、通常通りの献立が再開した。島田隆広(しまだたかひろ)校長(59)は「児童から給食を待ち望む声が届いていた。今日は児童たちの笑顔が見られて良かった」と喜んだ。

 一方、通学路にがれきや泥が堆積するなど危険な状態は続いており、保護者の車で登下校する児童も多い。児童の不安を少しでも軽減しようと、両校の職員らは横断歩道や校門前で温かく児童を出迎えていた。