栃木トヨタの従業員から焼きそばや豚汁を受け取る荒井さん(左)

 【那須烏山】栃木トヨタ自動車は19、20の両日、大桶(おおけ)の那須烏山店で炊き出しを行い、台風19号の被災者に食事などを届けた。

 同店では顧客対象の感謝祭を予定していたが、台風で市内に甚大な被害が出たため中止も検討。しかし、地域貢献の一環として感謝祭を実施した上で、被災者支援も行うことにした。

 同店や本社から応援に来た従業員は、手作りの焼きそばや豚汁などを車に載せ、市内2カ所の児童養護施設や浸水した被災者宅を回った。

 自宅が床上浸水した向田、会社員荒井成二(あらいせいじ)さん(45)は、1週間以上たっても片付けが終わらず出掛ける暇もないという。温かい食事を受け取ると「忙しい中自宅まで来ていただいてありがたい」と感謝した。

 同店の谷中靖弘(やなかやすひろ)店長(57)は「少しでも被災者のお役に立てれば」と話した。