街なかの調理室で開かれた試食審査会。メニューや盛りつけの工夫に、審査員が驚く場面も

 宇都宮市江野町のオリオン通りに、複数の飲食店が出店する施設「宇都宮フードホール(仮称)」が11月28日にオープンする。どんな施設ができるの⁉ 9月に店舗審査会が開かれ、まちなか記者がのぞいてきた。

 施設は、飲食店の創業などを支援するアスラボ(東京)と、不動産開発のイントランス(同)が計画した。1、2階に計6カ所の厨房(ちゅうぼう)を備え、朝と昼、夜の時間帯ごとに、それぞれ6店の味が楽しめるという。

 特徴は出店者が時間帯ごとに変わる「シェアリングキッチン」で、「出店費用が抑えられるほか、お客にとってもいろいろな店の味が楽しめるので、メリットが大きいですね」とアスラボの横丁事業部柴野友汰(しばのゆうた)さん(26)。客は座席からタブレット端末を使って注文し、会計もまとめて行うスタイルなんだって。

 出店審査には14店がエントリー。9月17、18日の試食審査では、応募者たちが20~30分の限られた時間内にメニューを手早く調理。審査員からは出店する理由や値段設定、盛りつけ方などについて質問が飛んでいた。

 審査の結果、パスタや和風フレンチ、串揚げ、海鮮和食など6店舗が決定。「出店者が一丸となれる施設づくりが目標。宇都宮の新しいスペシャルな空間にしたい」と柴野さん。忘年会シーズン、行きたい店が増えそうだ。