自転車のジャパンカップサイクルロードレースは19日、宇都宮市大通り特設周回コース(2・25キロ×17周=38・25キロ、パレード2周含む)でクリテリウムを行い、エドワード・トゥーンス(ベルギー、トレック・セガフレード)が大集団のゴールスプリント勝負を制して初優勝を飾った。トレック勢は2連覇。
レースはトレックやバーレーン・メリダ(バーレーン)などのワールドチームが集団をコントロール。逃げと吸収を繰り返したが、10周目に入る直前に集団落車が発生して一時中断した。
残り5周に変更して再開したレースは、大集団が13分33秒でゴール。判定の末、トゥーンスが僅差で制した。2位はソンニ・コルブレッリ(イタリア、バーレーン・メリダ)、3位はブレントン・ジョーンズ(オーストラリア、デルコ・マルセイユ・プロヴァンス)。
県勢は鈴木龍(すずきりゅう)(宇都宮ブリッツェン)が8位。那須ブラーゼンは下島将輝(しもじままさき)の31位が最高だった。
20日は同市森林公園周回コースで本戦のロードレース(10・3キロ×14周=144・2キロ)を行う。スタートは午前10時。