委員会を終え、記者会見するIMFのゲオルギエワ専務理事=19日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は19日、運営方針を決める委員会を米首都ワシントンで開催した。終了後に発表した声明は「世界経済の見通しは非常に不確実で、高い下方リスクにさらされている」とし、米中貿易摩擦などが各国の景気に及ぼす影響に強い警戒感を示した。

 委員会は「国際通貨金融委員会(IMFC)」で、毎年春と秋の2回開かれる。終了後に記者会見したIMFのゲオルギエワ専務理事は、貿易について「2国間ではなく、多国間で『ルールブック』をつくり、それを守る仲間を増やすことが重要だ」と述べ、制裁・報復関税を発動し合う米中に自制を求めた。