支援物資を積んだトラックから運び出された一輪車など

 西日本豪雨の際に被災地支援を受けたお礼として19日、台風19号で被害が出た栃木県鹿沼市に愛媛県西予市と同市社協から支援物資が届いた。18日午後4時に現地を出発、18時間後の19日午前10時、1050キロを走った4トントラックはスコップなどが満載されていた。

 昨年7月、鹿沼市社協は西予市が近隣の市町に比べて支援が少ないと判断して土のう袋、ブルーシートなどを持って訪れた。災害ボランティア「チームかぬま」のメンバーも同行、支援活動をした。

 物資を運んだ西予市社協の後藤真之(ごとうまさゆき)事務局長(54)は「昨年の豪雨の際は支援が本当にありがたかった。そのお礼の意味もあります」と話した。

 インターネットなどで食料は足りていると判断し、片付け、清掃用の資材に特化。口粟野の粟野トレーニングセンターに一輪車、高圧洗浄機、デッキブラシ、熊手、ブルーシートなどが約6千点、マスク1万点が届けられた。

 鹿沼市社協のメンバーは「倍返し、いや10倍返しの支援物資で感謝します」。佐藤信(さとうしん)市長は「遠距離からありがたい。人と人のつながり、大切さを痛感。一日も早い復興を果たしたい」と話した。

 この日、災害ボランティアセンターには鹿沼商工高野球部20人を含む110人が訪れ、清掃活動などを行った。