「精いっぱいを感じて」 障害者や高齢者の絵手紙展 宇都宮

 【宇都宮】前向きに精いっぱい生きる仲間たちの思いを感じてほしい−。障害者や高齢者の絵手紙をそろえた展示会「(小久保治子こくぼはるこ)と仲間展」が22日、明保野町の市文化会館展示室で始まった。日本絵手紙協会公認講師の小久保さん(69)=鶴田町=とその教え子の力作約800点を展示。102歳の女性や、半身まひで筆を持つことも困難な人の作品もある。25日まで。

 小久保さんは中途失聴難聴者で、補聴器を利用している。友人らに後押しされ、5年前に公認講師となった。現在は県立ろう学校や市福祉センターなど市内5カ所で絵手紙教室を開いている。

 展示は5教室の生徒がここ1年間で制作した作品ばかり。大きさははがきサイズから畳1畳を超える大作、さらし布を使ったものなど多彩だ。

 ろう学校の生徒の一人は、カーネーションを描き、「お母さんいつも支えてくれてありがとう」との言葉を添えた。これに対し、母親からの「あなたがいてくれるおかげで、がんばれます。大切な宝物がまた増えました」との返信も展示している。

 午前10時~午後5時(最終日は4時)。入場無料。