台風19号の県災害対策本部は17日、午後2時現在の被害状況を発表した。住家の浸水被害は22市町で計1万8411棟(概算含む)、避難者数は7市で208人となった。3市町で断水が続き、鉄道は一部で再開のめどが立っていない。

 床上浸水は19市町の9552棟で、栃木市が最多の7千棟、次いで佐野市が1461棟、宇都宮市451棟。床下浸水は21市町の8859棟で、栃木市が6800棟に上り、佐野市1203棟、宇都宮市230棟など。現在も調査中でさらに拡大するとみられる。

 佐野市で避難指示が継続しており、7市14カ所の避難所に208人が身を寄せている。

 また足利市と鹿沼市は同日、新たに計6世帯に避難勧告を出した。足利市は助戸大橋町の4世帯7人、鹿沼市は旭が丘の2世帯3人。いずれも近くで崩落した斜面が天候次第ではさらに崩れる恐れがあるため。

 一方、断水は鹿沼市、那須烏山市、那須町の各1地区で続いている。県道14カ所、市町道多数で通行止め。鉄道はJR両毛線、東武鉄道佐野線・日光線などで運転見合わせが続いている。