ボウリング、プロ押しのけ公式戦初V 小山の渡辺亮さん

 【小山】会社員でアマチュアボウリング選手の渡辺亮(わたなべあきら)さん(38)=生駒=がこのほど、宇都宮市で開催された日本プロボウリング協会のプロ公式戦「グリコセブンティーンアイス杯第5回プロアマトーナメント」で初優勝した。並み居るプロボウラーを押しのけ、アマチュア選手として同大会初制覇という快挙を成し遂げた。渡辺さんは「ベストアマが目標だったので優勝できるとは思わなかった。重圧もなくいつも通り投げられた」と振り返った。

 同大会は県内で9年ぶりに行われたプロ公式戦で、全国からプロ、アマ合わせ108選手が出場した。渡辺さんは危なげなく勝ち進むと、プロ選手との決勝は「迷いなくラインを意識できた」と第4フレームからの7連続ストライクで逆転し、わずか2ピン差の接戦を制した。地元の大声援も快進撃を後押ししたという。

 元々ボウリングは趣味として楽しんでいた。競技としてのめり込んだのは20代後半から。しかし「投げるのが好きで仕方なかった」と、仕事終わると連日、所属する栃木市のサンプラザボウルなどへ通い詰めた。

 近年は課題だったメンタル面の弱さも克服した。2014年はアマチュアの全国大会に出場。念願だった県内アマ最高峰の大会「下野杯」のタイトルも15、17年と獲得し、県を代表する実力派アマボウラーにのし上がった。