泥が付いた椅子を拭く学生

草木が絡みついた駐車場フェンスを掃除する学生

泥が付いた椅子を拭く学生 草木が絡みついた駐車場フェンスを掃除する学生

 【小山】台風19号で浸水し休講中の白鴎大・大行寺キャンパスで、会員制交流サイト(SNS)の呼び掛けに応じて学生が集まり、校舎の清掃や片付けに取り組んでいる。16日までの4日間で延べ約440人が参加。「自分たちのキャンパスを自分たちの手で復旧させよう」と一致団結した。

 豪雨が襲った12日夜、同キャンパスの校舎上階に近所の学生や教職員約100人が避難し一夜を明かした。浸水した校舎の写真がSNSに投稿された。

 キャンパスは4年前の関東・東北豪雨でも浸水した。「自分が在学中にまた起きるとは」。栃木市吹上の自宅で写真を見た教育学部4年大嶋夏帆(おおしまかほ)さん(22)は「何かしなければ」と、その日の夜に無料通信アプリLINE(ライン)で学生ボランティアを募集。翌13日、130人もの学生が集まった。「みんな同じことを思っていたのだと思う」と大嶋さん。ラインで募った登録者は15日までに400人を超えた。

 16日は泥が付いた椅子の拭き掃除や、ごみや草木が散乱した駐車場の清掃を行った。学生は「お世話になっているキャンパスなので」「一日も早く授業を再開したい」と作業に取り組んだ。授業は21日以降の再開を目指す。