富田夏生(右)と祥生

上位入賞を目指して競技に臨む富田夏生(大平西)=6月30日、茨城県日立市の河原子海岸で行われた横のりカップ

富田夏生(右)と祥生 上位入賞を目指して競技に臨む富田夏生(大平西)=6月30日、茨城県日立市の河原子海岸で行われた横のりカップ

 来夏に迫った東京五輪で追加種目に採用されたサーフィン。海なし県の本県にもサーフィンに打ち込む小学生たちがいる。小山市のサーフショップ「DEVICE(デバイス)」に所属し、茨城県鉾田市の勝下(かつおり)海岸で技術を磨く大平西4年の富田夏生(とみたなつき)、2年の祥生(よしき)の姉弟だ。父親の直(なお)さん(39)の影響で波に乗り始めて丸4年。今年は9月22日に大洗サンビーチで行われた栃木カップでシーズンを終えた。

 本県のサーフィンの愛好家人口は約1千人超と言われるが、競技人口は約140人。このうち公式戦に挑んでいる小学生は5人未満で、富田姉弟のみが年間を通して活動している。今シーズンも栃木カップや大洗カップ、民間メジャー大会「横ノリカップ」など5試合にエントリー、祥生が大洗カップでキッズ4位に入るなど健闘した。

 シーズン中、2人は直さんと共に毎週末、ビーチへと赴き練習に励んでいる。夏生は「いい波に乗れた時が最高の気分」、祥生は「波に乗って走るのが気持ちいい」と競技の魅力を語る。