国土交通省利根川上流河川事務所は14日、台風19号の影響で利根川、渡良瀬川の四つの調節池の貯留量が過去最大の約2億5千万立方メートル(東京ドーム約200杯)となったと発表した。

 四つの調節池は渡良瀬遊水地(本県など)、菅生調節池(茨城、千葉県)、稲戸井調節池(茨城県)、田中調節池(千葉県)。川の水位が上昇すると、越流堤を越えて調節池へ水が流入、一時的にためることで下流への流量を少なくし、河川の氾濫などを防ぐ。

 本県など4県にまたがる渡良瀬遊水地では13日午前9時ごろをピークに、最大貯留量の95%に当たる約1億6千万立方メートルを貯留。他の三つの調節池では同日午前から14日午前にかけて、最大貯留量の約9割に当たる計9千万立方メートルを貯留した。

 これまでの四つの調節池での最大貯留量は2015年9月の関東・東北豪雨で約1億2千万立方メートルだった。