12日の降水量が県内で観測史上最大となった地点

 台風19号の影響で県内は記録的な豪雨となり、12日の日降水量は県内全14観測地点のうち、塩谷413・5ミリなど9地点で観測史上最大となった。市内の河川の堤防が決壊したり、氾濫したりした佐野や鹿沼などでは、2015年9月の関東・東北豪雨時の日降水量を上回る雨を観測した。

 宇都宮地方気象台によると、本県に台風が接近した12日の日降水量が観測史上最大を観測したのは他に宇都宮325・5ミリや大田原298・5ミリ、真岡209・5ミリなど。土呂部395ミリや奥日光481ミリなど5地点が観測史上2位や3位を記録した。

 関東・東北豪雨の際に、日降水量が観測史上1位となっていた佐野は、今回の台風で当時を98ミリ上回る261・5ミリに達した。鹿沼では同じく44・5ミリ多い370ミリ。小山(213・5ミリ)や今市(383・5ミリ)でも、関東・東北豪雨時を上回った。

 一方、台風の影響による雨が県内で降り始めた11日午前0時から13日午前11時までの総雨量は奥日光512・5ミリ、土呂部424・5ミリ、塩谷423ミリなどとなり、10月の月平年値の2・5倍以上になった。

 また台風の接近に伴い、12日夕方から13日未明にかけて、県内でやや強い風や強い風が吹いた。宇都宮では12日午後11時10分ごろに、最大風速16・7メートルを記録。奥日光では13日午前0時55分ごろ、10月の観測史上最大となる最大瞬間風速34・1メートルを観測した。

 県内は12日午後7時50分、宇都宮やさくら、鹿沼、佐野、塩谷、那須など14市町に大雨特別警報が発表され、13日午前2時20分に解除された。