シリア北部に展開するアサド政権軍の兵士ら=14日(AP=共同)

 【カイロ、ワシントン共同】シリアのアサド政権軍は14日、トルコが軍事侵攻した北部の国境近くに展開した。シリア国営通信が伝えた。北部を実効支配するクルド人勢力が、トルコへの対抗措置として政権軍との協力に踏み切った。

 一方、トランプ米大統領は14日の声明で、トルコがシリア北東部の情勢を不安定化させているとして、鉄鋼関税の引き上げや米トルコ間の貿易協議の即時停止などの対トルコ制裁措置に踏み切る方針を表明。12日に撤収指示していた、シリア北部に残る米兵についても過激派組織「イスラム国」(IS)の動向を監視するため残留、再派遣する意向を示した。