台風19号による計画運休で閑散とした駅構内=12日午後1時50分、JR宇都宮駅

台風19号による計画運休で閑散としたJR宇都宮駅構内=12日午後0時55分

心配そうな表情でテレビの台風情報を見守る避難者=12日午後2時過ぎ、佐野市金井上町の佐野地区公民館

避難所のテレビで台風情報を見る市民ら=12日午後4時50分、宇都宮市西川田町

大勢の地域住民が集まった避難所=12日午後11時55分、宇都宮市戸祭元町

大勢の地域住民が集まった避難所=12日午後11時50分、宇都宮市戸祭元町

台風19号による計画運休で閑散とした駅構内=12日午後1時50分、JR宇都宮駅 台風19号による計画運休で閑散としたJR宇都宮駅構内=12日午後0時55分 心配そうな表情でテレビの台風情報を見守る避難者=12日午後2時過ぎ、佐野市金井上町の佐野地区公民館 避難所のテレビで台風情報を見る市民ら=12日午後4時50分、宇都宮市西川田町 大勢の地域住民が集まった避難所=12日午後11時55分、宇都宮市戸祭元町 大勢の地域住民が集まった避難所=12日午後11時50分、宇都宮市戸祭元町

 台風19号が本県に接近した12日、県内市町に開設された避難所には午前中から、地域の住民らが食料などを持って身を寄せた。「今後が心配」「台風が通り過ぎるまでは」。風雨が強まる中、不安な表情を浮かべながら、テレビやスマートフォンで台風情報に見入った。一方、鉄道は前日の予告通り計画運休が行われ、JR宇都宮駅も昼頃には人がまばらに。大きな混乱はなかったが、利用客からは「まだ電車があると思ったのに」との声も漏れた。

 益子町は午前7時、町総合体育館に自主避難所を開設し、午前中に12人が避難した。毛布などを持参し家族と避難した同町上大羽、主婦西谷春子(にしやはるこ)さん(42)は「台風が通り過ぎるまで、ここで避難することになると思う」と表情を曇らせた。

 「大きな不安はないが、腰が悪いので、ここで眠ることができるか心配」。佐野市の避難所の一つ、佐野地区公民館に夫婦で訪れた同市大町の遠藤昌一(えんどうしょういち)さん(89)は、こう本音を吐露した。同市は午前11時、市内55カ所に避難所を開設。午後6時までに、高齢者を中心に1500人余りが避難した。

 宇都宮市の姿川地区市民センターには午後4時半現在、約50人が身を寄せた。夫婦で避難した公務員女性(23)は「家より雨風の音がないので少し安心できる」と話す一方、「今回は(千葉県に直撃した台風)15号より大きいと聞いているので心配」と語った。

 一方、この日、JR東日本は宇都宮線や烏山線、東北新幹線などで正午ごろから順次運転を見合わせた。JR宇都宮駅ではこの日の最終電車を前に、駅員がマイクで利用客らに発車時刻を呼び掛けるなどした。

 午後1時半ごろ、最終の新幹線でJR宇都宮駅に到着した栃木市大平町富田、会社員天海隆(あまがいたかし)さん(52)は「小山駅に止まる新幹線に乗りたかったが、間に合わなかった。宇都宮まで家族に、迎えに来てもらうしかない」と漏らした。

 東武鉄道は宇都宮線、日光線などで午後1時ごろから終日運転を取りやめた。午後2時すぎ、東武宇都宮駅を訪れた壬生町、男子大学生(20)は「まだあと1本くらい電車があるかなと思って来たのに」と途方に暮れていた。

 本県に関係する鉄道各線は13日も、始発から運転を見合わせるなどの対応を取る予定。