台風19号に備え、自主避難所に物資を運び込む真岡市の職員=11日午後、真岡小

台風に備え土のうを作る矢板市の職員ら=11日午後、矢板市本町

台風に備え土のうを作る矢板市の職員ら=11日午後、矢板市本町

台風に備えて設置された県災害警戒本部の第1回本部会議=11日午後、県庁

自主避難所の体育館で、段ボールを使った簡易間仕切りの使い方を確認する真岡市の職員=11日午後、真岡小

台風19号に備え、自主避難所に物資を運び込む真岡市の職員=11日午後、真岡小 台風に備え土のうを作る矢板市の職員ら=11日午後、矢板市本町 台風に備え土のうを作る矢板市の職員ら=11日午後、矢板市本町 台風に備えて設置された県災害警戒本部の第1回本部会議=11日午後、県庁 自主避難所の体育館で、段ボールを使った簡易間仕切りの使い方を確認する真岡市の職員=11日午後、真岡小

 台風19号が迫る中、県内では11日も官民が備えを急いだ。市町は早めに自主避難所を開いたり、12日朝からの開設を決めたりした。東京電力は千葉県で大停電を招いた台風15号を踏まえ、県内で500人規模の警戒態勢を敷く。商業施設は12日の臨時休業を決定、ホームセンターでは防災用品などを求める人が目立った。

 県内市町では11日に自主避難所を設ける動きがあったほか、宇都宮、栃木市や那須、壬生町など多くの市町が12日朝から正午ごろまでの避難所開設を決めた。

 真岡市は11日、二宮コミュニティセンターと真岡小体育館に自主避難所を設置した。風雨の影響が出ていない中での設置は、同市としては異例の早さという。午後から市職員が備蓄の缶詰パンや飲料水、毛布などを搬入した。鹿沼市も各地区市民センターなど15カ所に自主避難所を設けた。

 矢板市は市職員約30人が土のう作りを進めた。同日までに、備蓄を含め計約3300個を用意した。同市危機対策班の斎藤正一(さいとうしょういち)班長は「市民の安全安心のため、万全の態勢で臨みたい」と話した。

 大田原市は太陽光パネルが飛散、浸水し感電の恐れがあるとして、パネルに近づかないよう注意を呼び掛けた。同市内には丘陵地などを中心に太陽光パネルの発電施設が多く、同市生活環境課は「光があれば、発電状態になっている。見掛けたら触らず、周囲にも注意を呼び掛けて」と訴えた。

 県は特別警報発表時などに置く災害対策本部の前段となる災害警戒本部を設置。会議には県や県警、陸上自衛隊の担当者らが出席し、本部長の松村誠(まつむらまこと)県危機管理監は「記録的な暴風雨になる恐れがある。各部で準備、対応をお願いしたい」と呼び掛けた。

 一方、東京電力パワーグリッド栃木総支社によると、12日早朝から、県内3総支社の社員の約7割に当たる500人規模で、送電設備の巡視や復旧作業の態勢を整える。台風15号の対応を踏まえ、警戒態勢を強化するという。