見事に咲きそろったダリアと長谷川さん

 【茂木】芳賀町下延生(しものぶ)の会社員長谷川亮(はせがわまこと)さん(53)が、烏生田(うごうだ)の休耕田を私費で整備して「もてぎの森ダリア園」を開園した。夏の天候不順で苦労も重なったが、400種、約1千本の色とりどりの花を咲かせることに成功した。ダリアの魅力を感じてほしいと無料開放、「来年は面積を倍に」と意欲を見せている。

 長谷川さんは花好きで、10年ほど前にホテルのロビーで美しいダリアと出合い、以来自宅庭に30~50種のダリアを咲かせて楽しんできた。本格的なダリア園は県内に今はなく、「いつか自分の手で小さなダリア園を」との思いを実現した。

 地域の人の協力で、長く荒れていた県道沿いの休耕田を借り、今年1月に整備を始めた。耕運機を新調し友人と2人で耕して堆肥や鶏ふんを入れるなど、週末や出勤前の時間を充てて5カ月余りで約2500平方メートルを花畑に変えた。

 秋田市内のダリア園を訪ねて栽培方法を学び、別の秋田県内のダリア園からも教えを受けて勉強を続けている。開園に向け数多い品種から「ぜひ見せたい」と思う400種の球根を厳選して入手。花の直径が30センチ以上ある巨大なものから小さなポンポン咲きまで赤、白、ピンク、黄色と、色も形も多彩に咲きそろった。11月上旬まで楽しめる。