安藤さん(右)の指導で本番に向け練習するメンバーたち

 【さくら】喜連川の太鼓集団「喜連川公方太鼓」が11月9、10の両日、三重県の伊勢神宮奉納太鼓「第17回神恩感謝日本太鼓祭」に出演する。全国から太鼓の達人集団が参加する伝統ある太鼓祭りで、参加するのは2015年以来2回目。チームリーダーの平松祐一(ひらまつゆういち)さん(66)は「令和元年という節目の年。出演に感謝し、飛躍するチャンスと受け止め、心新たに演じたい」と話している。

 喜連川公方太鼓は、喜連川公方足利氏が統治していたことを後世に伝えようと、市合併前の2000年に結成された。当時、大田原市の与一太鼓に所属していた平松さんが、旧喜連川町から「歴史の町にふさわしい太鼓の会がほしい」と相談を受け、旧黒羽町出身の和太鼓作曲家故藤田正典(ふじたまさのり)さんを指導者として町に紹介し、始まった。

 現在の会員は、小学2年から77歳までの30人。週3回、喜連川公民館で練習し腕を磨いている。4尺5寸の大太鼓や長胴太鼓、締太鼓、どらなどを用い、音楽性の高い演奏が特徴。「桜花らんまん」「湯遊喜連川ばやし」など地元に密着した楽曲で、各種イベントに出演。第8回東京国際和太鼓コンテストでは最優秀賞を受賞したほか「白山国際太鼓エクスタジア2014」など県内外で高い評価を受けている。