バケツに張った氷を手にする観光客=10日午前5時55分、日光市中宮祠

初霜が降りた戦場ケ原

バケツに張った氷を手にする観光客=10日午前5時55分、日光市中宮祠 初霜が降りた戦場ケ原

 奥日光は10日早朝、この秋一番の冷え込みとなり、標高約1400メートルの戦場ケ原で初霜と初氷が観測された。例年より2週間ほど遅い。

 長年、同所で物産店を経営しながら気象観測を続けている鶴巻正男(つるまきまさお)さん(70)によると、午前5時前に氷点下1度を記録し、群生する周辺のクマザサが霜で白くなっているのを確認。5時半ごろ、観測用のバケツに厚さ1ミリほどの氷が張った。

 初めて奥日光を訪れたという下野市薬師寺、自治医科大2年丸山葵子(まるやまきこ)さん(22)は、星空と日の出を見に友人6人と深夜から戦場ケ原に来ていた。初冬を感じさせる風景に「まさか初氷まで見られるとは。思い出になります」と驚いていた。