宇都宮河内ライオンズクラブが移設した掲示板と、表彰を受けた小学生たち

 【宇都宮】宇都宮河内ライオンズクラブは、JR岡本駅東口で40年近く小学生から募集した標語を張り出し親しまれてきた同クラブの掲示板を移転新設し9日、除幕式典を行った。これまでの掲示板は同駅の開発に伴い昨年、撤去されたが、子どもたちの心のよりどころとなる古里の掲示板として再建。この日は第38回となる本年度の作品の表彰式も合わせて実施した。

 同クラブは1980年に創立。2年後の82年、青少年の健全育成に向け、同駅東口中央ロータリーに掲示板を設置した。毎年異なるテーマで地区内の小学6年生から募集した標語のうち、各校が選んだ優秀作品を掲示し、好評を博してきた。

 優秀作品の表彰、標語の張り出しは、ロータリーの清掃とともにクラブの中心的な活動だった。これまでのテーマには「夢」「未来」などを取り上げた。東日本大震災があった2011年には「絆」をテーマにするなど、時代も反映してきた。

 「子どもが大人になって岡本駅に帰ってきたとき、地元や幼少時代のことを思い出してほしい」という思いで活動してきたクラブ関係者たち。これまでの掲示板が撤去されることになり、新たに駅舎寄りの近接地に設けることにした。