結びの一番で会場を沸かせた白鵬(右)と鶴竜=9日午後、県北体育館

 大相撲の秋巡業「那須与一大田原場所」(同実行委員会主催)が9日、栃木県大田原市の県北体育館で開催された。総勢118人の力士の迫力ある取組を、約2800人の来場者が堪能した。

 同市での巡業は20年ぶり。午前8時の開場とともにファンが入場し、握手会や写真撮影など、力士との触れ合いを楽しんだ。

 取組には大田原市出身の東三段目・小滝山(こたきやま)など県北地域出身の力士も特別出場し、温かい声援を受けていた。

 小山市出身の幕内・貴源治(たかげんじ)が土俵に上がると、「頑張れ」という声が次々に飛んだ。会場がひときわ盛り上がる中、貴源治は「うっちゃり」で見事勝利。JAなすのなどから県産農産物も贈呈され、「地元の応援を肌で感じられてありがたい」と感謝していた。

 結びは鶴竜(かくりゅう)と白鵬(はくほう)の横綱同士の取組で、白鵬が勝利。同市西原小5年飯田哲平(いいだてっぺい)君(11)は「大きな体で思いきりぶつかり合うのが格好いい」と笑顔だった。