日光市湯元の湯ノ湖畔で、木々の葉が色づき始めた。爽やかな秋晴れとなった9日は、多くの観光客らが周囲を散策し、湖と紅葉を観賞したり写真に収めたりしていた。
日光湯元ビジターセンターによると、今年は冷え込む日が続かないなどの影響で、例年より1週間ほど紅葉が遅いという。現在はツタウルシやオオヤマザクラなどが色づいている。
夫婦で訪れた同市花石町、無職高山進(たかやましん)さん(71)は「『混雑する前に』と思い見に来た。見頃には少し早かったが、天気が良くて空気もきれいで気持ちいいですね」と笑顔を見せた。