スタート前、パフォーマンスを披露する鹿沼商工会議所青年部のメンバー(提供写真)

坂道を走る鹿沼商工会議所青年部のボックスカー(提供写真)

スタート前、パフォーマンスを披露する鹿沼商工会議所青年部のメンバー(提供写真) 坂道を走る鹿沼商工会議所青年部のボックスカー(提供写真)

 【鹿沼】鹿沼商工会議所青年部は6日、清涼飲料メーカーが主催する「レッドブルボックスカートレース東京」に初挑戦、57チームが出走し14位に入った。さまざまな職業を持つ同部のメンバーが技術力を結集、イチゴが入ったパックをイメージした手作りカートを走らせ、パフォーマンスも加え「いちご市」鹿沼をPRした。参加したメンバーは「一つの目標に向かって集中できた」と笑顔を見せた。

 同大会は「最高にクレイジーなレース」をキャッチフレーズに、世界各地で110回以上開かれている。動力を持たない手作りカートを使い、カーブやジャンプ台が設置された坂道コースで、カートの創造性、レース前のパフォーマンス、タイムを競う。国内では2年ぶり4回目の開催。

 同部は創立30周年を迎え、記念イベントの一つとして応募し当選、約2カ月前から本格的に取り組んだ。合言葉は「ものづくり鹿沼の技術力の結集」。機械加工、板金、設計、建築、印刷業者らがメンバーに加わった。フレームは直径30ミリのアルミ管で軽量と強度をカバー、車輪は自転車用を改造。周囲はイチゴ柄のプリントで装飾、イチゴ型の縫いぐるみ15個もメンバーが手縫いした。

 大会は、よみうりランド(東京都稲城市・川崎市)特設会場で行われ、同部は「15 PACK GO(イチゴパック号)」で挑戦。最初にイチゴになりきったメンバーが「いちご市」をアピール。レースは最初のコーナーでつまずいたものの、イチゴの縫いぐるみを振り落としながら次々と障害物をクリアし14位に。約400メートルを完走したのは29チームだった。

 ドライバーを務めた木嶋孝太(きじまこうた)さん(42)は「カートはみんなの努力の結晶。極力ブレーキをかけず、完走でき最高」とし、後部席ドライバーの半田光晴(はんだみつはる)さん(47)は「多くの人から声援を受け、市のPRもできた。充実感がある」と話す。同部のメンバーは「次回は優勝」ときっぱり、レースに魅了されたようだ。